OUR WORK
職種紹介・1日の流れ
本編を読んでくれている方々はIT業界に踏み込もうとされている方だと思います。
これを読むと「ITのエンジニアって難しいのかなぁ…」と思われるかもしれませんが、最初は誰でも何から手をつけていいかわからないものです。エム・デー・ビーの新入社員は入社後まず3か月間の研修があります。(東京表参道の本社で開催。)
またエム・デー・ビーでは最初の案件は先輩や同期社員と一緒に参画します。一人で案件の対応をすることはまずありません。開発の規模にもよりますが、複数人で行う事がほとんどです。
どんなエンジニアになりたいか?という事を踏まえて各エンジニアの1日をご覧になって頂けたらうれしいです。
- システムエンジニア
- インフラエンジニア
- プログラマー
システムエンジニア
IT業界で働く人=システムエンジニアこれくらいのイメージがもたれているかと思います。また世の中のイメージの「システムエンジニア」はパチパチパチパチ…とキーボードを打ってプログラムを書いているイメージの方が多くいらっしゃいます。しかし実はこのイメージは「プログラマー」という別の職です。
システムエンジニアとは、システム開発する上でクライアント(システムを作りたい会社や個人)と「どんなシステムを作りたいですかー?」「こういう手法で作りますねー!」「こういうリスクが考えられるのでこういった対策をしますねー!」「こういう技術者の人を集める必要があります(または集めます)」といった調整や、プロジェクトメンバーに「あなたはこういう作業をいつまでにやってねー!」などの「マネージメント・管理」をするお仕事をする人がシステムエンジニアになります。
IT業界のいろんな業種の人と人を繋げてプロジェクトをゴールに導くようなイメージですね。
さて、システムエンジニアの仕事や一日をどう過ごしているのかの一例をあげて、システムエンジニアのお仕事を少しでもご理解いただけたらうれしいです。
とあるシステムエンジニアの1日
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9:00
朝会
プロジェクト参画メンバーからの進捗確認。開発チームが担当している一部機能のテストが遅れている。他開発チームのメンバーをアサインして遅れを取り戻すように調整。
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9:30
クライアントに進捗報告
クライアントの担当者にプロジェクト全体の進捗を報告。朝会で受けた遅れの報告に対しての調整もお知らせ。
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10:45
設計書のレビュー
インフラの仕様変更が必要になり、そのためにプログラムの設計書も変更する必要が発生。設計書の内容を精査し、最適な設計であると判断。承認。
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12:00
お昼休憩
今日はクライアントの担当者と回転寿司で食事。ちょっと食べ過ぎてしまったかも…
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13:00
次の開発フェーズの打ち合わせ
次の開発フェーズで必要なメンバー像や人数を関係者と打ち合わせ。予算内で問題なく対応できる見込み。
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15:00
次の開発フェーズの提案資料の作成
次の開発では多数の機能追加を予定。必要機能を構築するためのメンバーの打ち合わせの内容を反映して、クライアントにご理解いただくための資料を作成。
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17:30
メンバーの稼働状況の確認
稼働の高いメンバーは疲労の蓄積、メンタル的な悩みを持っている可能性がある。そういったメンバーの状況を読み取る確認。
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18:15
仕事終了
いつもはメンバーやクライアントと食事に行ったりする事もあるが、今日は直帰して家庭用ゲーム機ソフトの〇〇をクリアする予定。
インフラエンジニア
IT業界では通称「インフラ」と言われる分野を専門とするエンジニアの事を「インフラエンジニア」と呼びます。
ざっくり仕事の内容を説明すると、システムやゲームなどの基盤・ベースになるサーバーを作ったり、コンピュータとコンピュータを繋ぐネットワーク(回線)を作ったり、コンピュータをウイルスや攻撃から守るセキュリティを担当したり、「ちょっと渋くて縁の下の力持ち」といった感じです。
「え、インフラエンジニアさんってそんなにお仕事たくさんあるの!?」と思った方もいるかと思います。実際はさらに得意分野が分かれています。
さて、今回はインフラエンジニアの仕事や一日をどう過ごしているのかの一例をあげて、インフラエンジニアについて少しでも興味をもっていただけたらうれしいです。
とあるインフラエンジニアの1日
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9:00
朝会
チームリーダーからのお知らせの共有、本日の自分の作業内容をチーム内に共有。朝会を通じて作業に入る前にメンバー同士で作業内容の認識に誤差がないかどうか確認する。
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9:30
開発チームとの打合せ
開発チームの考えを受けて、サーバーの設定について協議。
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11:00
ネットワーク機器の設置
データセンターに移動して、事前に構築したネットワーク機器を設置。今回はハブの交換を実施。
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12:00
お昼休憩
同僚とデータセンター近辺の定食屋さんでとんかつ定食を食べる。
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13:00
ネットワーク機器の動作確認
設置したネットワーク機器の動作確認。一部設定に間違いがあり、通信ができなかった。訂正して改めて動作確認を実施し作業完了。
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15:00
パラメータシートの作成
オフィスに戻って、今回設定したサーバーのパラメータシートを作成。先ほどの設定間違えも反映。
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17:00
パラメータシートのレビュー会
今回作成したドキュメントはクライアントに提出する事から、誰が読んでも伝わる内容にする必要がある。上長にレビューしてもらい、クライアントに提出して伝える、失礼のない内容かどうかをチェックしてもらう。
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17:30
終礼
仕事の終わりにチームで集まって、その日の出来事を共有。残っている仕事はないか、困っていることはないか確認して、明日の作業に繋げる。
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18:00
帰宅
仕事が終わったら、リフレッシュ。チームで食事会・飲み会をしたり帰宅して趣味の時間を過ごすなど。楽しみすぎて翌日の仕事に影響が出ないようにほどほどに。。。
プログラマー
システムエンジニア=プログラマー
IT業界未経験者の方はこのようなイメージを持たれている方が多いです。実はシステムエンジニアとプログラマーは別の職業で、対応するお仕事も違います。
プログラマーとは、事前に作成された仕様書・設計書という説明書のような物に基づいて、「パチパチパチパチ…」とキーボードを叩いてプログラムを打ち込んでいくお仕事です。
プログラムとはシステム(ゲームでも可)で、「メニューが開くボタン」があったとします。このボタンをタップした時に、「画面左端からスッとスライドしながらメニューが現れる」このような指示文の事をプログラムと言います。
またプログラムにも人が話す時に使う「プログラム言語」があります。英語、中国語、フランス語、スペイン語、ロシア語などがあるように、プログラムにもjava、php、python、go、javascriptなどなど・・・様々な言語があります。それぞれ特徴があるのですが、その説明をしているとこちらの説明の本質を見失うくらい長くなってしまいます。よってそれはみなさんが今回のお話を読んで、興味をお持ちいただけたらぜひご自身で調べてみてください。
さて、プログラマーの仕事や一日をどう過ごしているのかの一例をあげて、プログラマーのお仕事を少しでもご理解いただけたらうれしいです。
とあるプログラマーの1日
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9:00
朝会
昨日作成していたモジュールAで作ったプログラムでは動かない箇所があったため、朝会でヘルプの依頼を出した。一人で解決しない場合はなるべく早めに救助要請を出すのがコツです。
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9:20
雑務
来週有給を取得したいので手続き。
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9:30
先輩からアドバイス
朝会で報告したプログラムの修正についてアドバイスを受ける。問題点もクリアになったので、改めてプログラミングを進めてみる。
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11:30
セルフチェック
先輩のアドバイスでなんとか完成。しかしプログラムを書いただけで動かなければ意味がないので、自分の目と確認ツールでセルフチェックを実施。
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12:00
お昼休憩
お昼休憩は同僚と某ファーストフードで、限定商品をいただきました。なぜか惹かれる限定商品ですが、私はいつも食べて後悔します…
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13:00
モジュールAのプログラムをテスト環境にアップロード
モジュールAをテスト環境にアップロード。管理者の承認が出るまで、次の作業を進める。
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13:30
モジュールBプログラム前の打ち合わせ
モジュールBのプログラミングを始める前に、設計書の内容の確認でシステムエンジニアと打ち合わせ。書いてある内容の理解が違った場合、プログラムが動かない事もある。
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15:00
モジュールBのプログラミング
システムエンジニアと話した内容を踏まえてプログラミング開始。3日くらいはかかりそう。
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17:00
モジュールAのプログラムの修正
一部プログラムに誤りがあったようで、管理者より修正依頼が来た。軽微な修正だったので、すぐに修正し、再度テスト環境にアップロード。
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17:50
仕事終了
今日の働いた時間を勤怠管理システムにつけて帰宅準備。今日は友達と渋谷の居酒屋に行く予定。
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- プログラマー